2009年10月14日水曜日

機動戦士ガンダム〜雪原の兎たち〜 8 刺客討伐作戦

作戦が始まった。機体はザクが2機、グフが1機、そしてドムが2機である。どの機体もカラーリングが違い、カラフルである。しかもすべて寒冷地仕様のようだ。「なあジョセフ、作戦が早く終われば今日までに部隊に行けるか?」「ああ、そうだな…なるべく早く行きたいしな。」しかしジョセフはこの作戦が早く終わるとは思っていなかった。この広大な大陸の中にいるわけだからよっぽど運が良くないと今日の成功はないなと思ったからだ。
しかし、ジョセフの予想ははずれた。「熱源反応があります!例のヤツかもしれません!」オペレーターが伝えた。「気をつけるんだみんな、あいつは死角を狙ってくる。」リュウヤを先に熱源のある近くまで寄る。「これで!」ヒートロットを地面に振りおろした。しかしすでにそこにはいなかった。ヤツはすでにリュウヤの背後にいた。「な…なんだ…と…」
ライフルで打ち抜かれる直前だった。突然、敵機が横に吹っ飛んだのだ。その吹っ飛んだ逆を見るとジャイアント・バズを構えたジョセフのドムがあった。リュウヤやナハル達には何が起きたかわからなかった。「隊長、後ろ!」傷ついた敵機が後ろにいた。「今度はそっちが…終わりだ!」作戦は完了に近づいていた…

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