宇宙空間…それは何もない無限の世界。人々はその中に居住用のコロニーを作り、移り住んだ。しかしなぜ人は宇宙に出ることができたのだろう?そしてなぜ戦争は起こるんだ…?
そんなことを考えているうちにどうやら地球に入ったようだ。自分はこの戦争に生き抜いていかなければならない。家族、友人、国のためになんとしてでも…
こう心に誓い、彼…ジョセフ・カイアスは地球の地へ降り立った。
休憩時間中に少しばかり考えた。自分の所属はどうやらアラスカと呼ばれるところらしい。しかし、地球から見ても激戦の末に取れたオデッサ、ベルファストはかなり遠くである。墜ちたときは補給はどうなってしまうのか心配だ。でも今は考えないようにしようと思い、ごくわずかな休憩を終えた。
休憩が終えた時、遠くから俺を呼ぶ声が聞こえた。
「あれ、お前ジョセフじゃないか。俺だ、子供の時によく遊んだ…」
俺は驚いた。子供の頃に遊んでいたとしたらあいつしかいなかった。
「お前は…ナハルか!?お前も軍にいたのか」
「まあそういうことさ。しかも所属も同じアラスカだから。よろしくな」
所属が同じ彼…ナハル・カタクラ、いろいろと頼りに、そして心強い存在になりそうだ。
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