2009年10月5日月曜日

機動戦士ガンダム〜雪原の兎たち〜 1 密林からの奇襲

久々に会った旧友、ナハルと話を終えた後、現地アラスカに向かうためにガウを使った。
この航空機はMSも積んでいるらしい。
しかし自分はまだ新入りだ。
使わせてもらえることはしばらくないだろう。
そしてまたナハルと話を続けるのであった。
ちょうどその時、ガウのレーダーに反応が起き、警告音が鳴った。

「何が起きた!?」

誰かが叫んだ。階級章を見ると少佐のようだった。

「こちら1番機。わかりません。しかし何かがこちらに接近…ウワァ!!」

操縦士が悲鳴を上げた。
なんと目の前に連邦のジムが護衛機を墜としている。

「なぜだ…なぜ連邦のMSがいるんだ!?」

自分は何となくわかった。このあたりは最近ジオンが取った。その時の防衛隊の残党なのだろう。

すると少佐は

「戦闘準備に入る。君たち新兵は必ず守ろう。」

自分達二人のほかに新兵はいなかった。
ほとんどが要所護衛に就いたのだ。
戦闘の状況はこっちが3、敵は5。
数的にはこっちが不利だが技量は勝っている。
そして結果敵に敵機はすべて撃墜した。

「まだ連邦は操縦がなってないな。」

するとナハルが

「油断しているといつか殺られますよ」

と冗談まじりで言っていたその時だった。通信が途絶えたのだ。

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